明けましておめでとう御座います🎍本年もMIGAKIをどうぞよろしくお願い申し上げます。
2019年1発目の更新は、年末に仕上げたさせて頂いた物件です!
今回の目玉は『和石』!JAPANのSTONEで御座います。
施主様と相談の上、満を持して仕入れたのは【クラッシュビソルト】(玄武岩)です!
地元宮城県産と言う所が施主様のハートを鷲掴み✊
色目が特徴的で、『皮』と呼ばれる面は肌色をしています。
このカッコいい石達を積み上げて唯一無二の門柱を作りますゾ♪
まずは位置等を決める丁張を作って、曲げて行くラインも決めて行きます。
凄い事になる予感がビシビシ・・・張り詰める緊張感が現場を包む・・・ま、俺一人なんですけど(笑)
んぁ~ んぁ~ んぁ~・・・最高に楽しい~っ♪♪
トランス状態に近い感覚! 1個1個の石の意思を感じ取る修行なり!( ー`дー´)キリッ
本来は積み上げる種類ではないんですが、この荒々しさが東北の自然の厳しさを表現してくれます! 見て!見て!もっと!ほら!!! ん~っ!!!渋いっ❕
達人になると『石の声』なるものが聞こえると言います。
積むべき箇所に積むべき石を置くと『コトッ・・』と話しかけてくれるそうです。
僕も一人で黙々と石積みをしていると、『コトッ・・コトッ・・』
・・・・・・・!!!!!!!!!!!
なんと!聞こえるっ!! と思ったら、自分で口ずさんでました('Д')
しかし、最難関と思っていたポスト下の終いも綺麗に収まり、大満足☆
後は天端までひたすらに積み上げて行くだけ!
コト&コト&コトコトコトコトコト~~ッッ!!!
激渋石積門柱完成~👏
なんか中国語みたいなったけど、僕も石も国産です👍
門柱が完成したので、周りの造形に移ります。
アプローチにも和石を使用。こちらは【諏訪鉄平】を乱貼りします。
今回の石積み及び石貼りには、僕の相棒達『コヤスケ、鉄平鎚、角切りノミ、平ノミ』を使用し、電動工具は一切使用しません。
先人達が今に残した技術を駆使して、閉ざされた石のハートをノック!否!叩く!!🔨
電動工具がいかに便利なのか良く分かる瞬間。
しかし、サンダーでは出せない温かみがあるのも事実です。
包丁でカットしたレタスか、手でもぎったレタスか・・・みたいな? 分らんか(笑)
因みに、鉄平石の箱に霧ケ峰って書いてますけどエアコンじゃ無いですYO!
なんて言ってる間にアプローチの乱貼りも進みます!
石の間には下地のコンクリートを打設して、仕上げへの準備!
どんな仕上がりになるのか楽しみです~✌
下地コンクリートの上には四国化成の樹脂洗い出し【リンクストーン】を施工!
怪しげな天候だった為、全面養生の図! ミスは許されない!!
これを剥がすとこうなります! ちょっと映りが悪いですが💦
イメージは『源流』!
ゴロゴロとした荒々しい石が積み重なり、水の流れを作って川になり砂地へと。
両脇のスペースに人工芝を敷設すれば、緑の出来上がり♪
門柱には水栓も仕込んであります。BLACKの石にはGOLDの蛇口が渋みが増すって事で、真鍮製の蛇口をセレクト!
そして、より雰囲気を作り出す為に門柱の石積みの隙間には【コケ】も仕込みます。
ではでは、魂を込めて作りげたMIGAKIの工事を堪能あれ!
いかがでしたでしょうか?
やはり天然物は奥が深いですね! 今回また一つ勉強になりました。
今はまだしがない職人ですが、いつか国宝級の寺院とかやるのが夢です! i can do it !
・・・知らんけど!!(〃艸〃)ムフッ
では2019年もガリガリやってやんZe~~!!!